2012年04月30日

大型新人メジャー・デビュー

ブライス・ハーパー.jpg全米各紙の予想より大分早くメジャーデビューを果たしたブライス・ハーパー.(2010年6月15日の記事参照) 昨日,今日と2日続けて敵地でのドジャース戦に7番打者として先発出場し,2試合とも3打数1安打.ルーキーとしては上々の滑り出しだ.

残念ながらチームの方はLAで3タテをくらい,これで4連敗.首位から陥落してしまったが,そもそも開幕から上手く行きすぎていた感がある.現実的な目標としてはワイルド・カードに滑り込めれば御の字だろう.今のところハワード,アットリーにクリフ・リーまで欠いているフィリーズが下位に沈んでいるし,大型補強したマーリンズも夏頃にはチームが完成してくるだろう.もともとナショナル・リーグでは最大の激戦区なわけで,去年の地区3位,勝率.497 だって数年前には考えられなかった好成績だ.

ストラスバーグを中心に,先発ローテーション5人中4人が防御率1点台.投手陣が計算出来るようになった今,ハーパーが期待に違わぬ活躍をするようだと,ナショナルズも結構面白い存在になりうる.オリオールズはまた置いて行かれるのか?

2012年04月22日

緒戦の相手はデフェンディング・チャンピオン

2012.04.21.jpgプレイオフ1回戦,Eastern Conference は4カード全てで下位のチームが3勝2敗とリードしている状態.地区優勝には届かなかったものの,期せずして7位でシーズンを終えたキャピタルズはディフェンディング・チャンピオンのブルーインズと対戦中だ.

キャピタルズを抑えて地区優勝したパンサーズもデビルズ相手に3勝2敗としている.ここは順位としてはパンサーズが上だけど,シーズン成績ではデビルズの方が全然上だからね.

一方,レギュラー・シーズン最後の3連敗で8位に沈んだセネターズは首位レンジャーズと.本来なら次の対戦相手となるレンジャーズがここで転けてくれれば,キャピタルズの次の相手はペンギンズかフライヤーズということになる.どう転んでも強いところとあたるわけだが,レンジャーズとやるよりは少しマシか?

Western Conference では相変わらず勝負弱い「万年優勝候補」のカナックスが,8位キングス相手に1勝3敗と後がない状況.まあ,今の時点ではスタンリーカップの心配をする余裕はないから,とりあえず西のことはしばらく無視します.
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2012年04月21日

背番号なし

2012.04.20.no number.jpgジャッキー・ロビンソンのMLBデビューから50周年を祝して,ケン・グリフィーJr.らが42番をつけて試合に臨んだのが2007年4月の出来事.(2007年4月14日の記事参照) その年だけで終わるのかと思ったが,以後そのセレモニー(?)に賛同する選手は増え続け,今では「ジャッキー・ロビンソン・デイ」には恐らくMLBの全選手が42番でプレイしているのではないだろうか?

今日は大リーグの初試合開催からちょうど100周年にあたるらしく,ボストンのフェンウェイパークでは背番号のない当時のデザインのユニホームを着て試合(ヤンキース戦)が行われたようだ.う〜ん,いくらなんでも,これはやり過ぎだろ?中学生の練習試合じゃないんだから.
  

2012年04月09日

上々の滑り出し

2012.04.08.O's.jpg

オリオールズは開幕3連勝.しかしこの程度でいちいち喜んではいけない.
あれから1年ですか(2011年4月4日の日記参照).
歳のせいか,時間が経つのが年々早くなっているように感じます.

2012年04月06日

Clinched Playoff Spot!

2012.04.06.clinched playoff spot.jpg

キャピタルズはホーム最終戦でパンサーズに 4-2 で完勝.同じ頃,フィラデルフィアではセイバーズが第3ピリオドに2失点して逆転負けを喫していた.その結果,1試合を残してキャピタルズのプレイオフ進出が決まると同時に,地区優勝の可能性さえも最終節まで残ることになった.

地区優勝して東カンファレンス3位になればプレイオフ緒戦の相手はデビルズ(6位・勝ち点100).8位のままだとレンジャーズ(1位・勝ち点109)になる.どちらと対戦しても厳しい試合になることは確かだが,今シーズンもホームでは例年並みの高勝率を残しているだけに,何としてもホームコート・アドバンテージを手にしたいところだ.8位だとどんなに勝ち上がろうが,どこと対戦しようが,常に条件が悪くなるわけだからね.

ひとつ勝ったら妙な欲が出ちゃって,ファンとは本当に現金なものです.
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2012年04月05日

残り2節

2012.03.31.Semin.jpg

期待通りのスタートダッシュに成功したのも束の間,長〜い間もがき苦しみ続けたシーズンもいよいよ佳境に入った.残すところあと2試合.キャピタルズは勝ち点88でプレイオフ圏内ギリギリの8位に踏みとどまっている.9位のセイバーズも同じく勝ち点88.勝利数で上回るキャピタルズは,今日のパンサーズ戦に勝利して勝ち点を2つ上積みすれば俄然有利になるはずだ.と言うか,最終節の相手がレンジャーズなので今日はどうしても勝っておかなくてはならない.一方のセイバーズもフライヤーズ,ブルーインズと強豪との試合が続く.頼む!2連敗してくれ!

それにしても,ここまで苦しいシーズンは全くの予想外でした.
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2012年03月20日

Hoyas 敗退

2012.03.18.Hoyas.jpg

毎年,学生大会ならではの番狂わせが起こりまくる NCAA トーナメントだが,今年は今のところ第1シードの4チーム(ケンタッキー大学,ミシガン州立大学,シラキュース大学,ノースカロライナ大学)とも順調に勝ち上がっているようだ.上位陣では第2シードのデューク大学とミズーリ大学がまさかの緒戦敗退.ジョージタウン大学は第3シードだったが,2回戦で第11シードのノースカロライナ州立大学にやられてしまった(写真).期待されたハーバード大学も残念ながら1回戦負け.昨年旋風を巻き起こした VCU も2回戦で消えた.(2011年3月28日の記事参照) 今年はどんなドラマが待っているのか?iPadアプリ ESPN-Score Center XL の小さな画面で見守っています.

2012年03月14日

Basketball budget

いよいよ明日から始まる March Madness.全米大学王者を決めるNCAA トーナメントのアメリカ社会における位置付けは,ちょうど日本の夏の甲子園によく似ていると思う.今年はアイビー・リーグを制したハーバード大学が1946年以来の出場を果たしたことが話題になっている.ジェレミー・リンの活躍といい,今年はハーバード・バスケットにとって記憶に残る1年になりそうだ.

大学スポーツが社会的に高い地位を与えられ,興行としても十分成功しているアメリカでは,その予算規模も日本の大学などとは比較にならない.例えばケンタッキー大学は $ 12.4 million(現行為替レートで換算すると約10億円),カンザス大学 $ 9.5 million,ミシガン州立 $ 9.3 millionなど,強豪校がかける金額は日本のJ2チームの予算さえ遥かに凌ぐ.アマチュア・スポーツなのに.ちなみにハーバード大学はぎりぎり $ 1 million 未満のようです.

アメリカって,本当にお金持ち.

2012年03月04日

ほぼオリオールズ

tokyo giants.1.jpgtokyo giants.2.jpeg

今月2日付けの記事によると「巨人軍が球団史上初となるオレンジ色のユニホームを今季7試合で着用する」とのこと.写真を見るとほぼオリオールズ.Facebook上で「ますます好きになれない.
来年あたり上が黒のパターンも出すのでは?」とコメントしたら,直ぐにK先生から「以前,黒もあったみたいですよ」との指摘をいただいた.確かに.僕らがアメリカにいる間(2006年)にちょこっと使っていたようだ.それにしても,49番のオマエは誰だ?

2012年03月03日

Sports of Heart

高橋尚子.jpgA太郎が学校から持ち帰ったプリントによると,恵比寿にある Sports of Heart というNPO法人のイベントが今週末にあるらしい.ライブやトークショーの会場はガーデンプレイスの広場で,そのあと隣接するK小学校に場所を移してスポーツ教室が開催されるとのこと.参加は無料だが,当日募金への協力を呼びかけている.

そもそもこの法人は,パラリンピック出場経験のある選手たちの呼びかけによって障害者とスポーツ選手,ミュージシャン,文化人が協力しあい,全ての人々が幸福に暮らせる社会の創出を目的としている.したがって,小学校で行われるスポーツ教室も「ブラインドサッカー体験教室」「車椅子バスケットボール体験教室」「車椅子テニス体験教室」などが中心的なメニューになっている.

その他には3日(土)に「かけっこ教室」,3日(土),4日(日)に連日で野球教室が開催され,これらは募集人員が決まっていて抽選があるようだ.かけっこの講師は金メダリスト・高橋尚子,野球を教えるのは川崎憲次郎と橋本清の元プロ野球投手.すごいな,都心の小学校は.残念ながら2000年生まれのA太郎はその3人の誰のことも知らず,全く興味がないとのこと.そんなわけで今回,参加の予定はありません.

2012年02月25日

低迷

2012.01.22.デイル・ハンター.jpg

ブルース・ブードローは2007年以降のキャピタルズ躍進を演出したヘッドコーチ.文字通りチーム再建の立役者だった彼を,キャピタルズは昨年11月28日に解任した.今シーズンの低迷の責任を取らされた形だが,ブードローひとりの責任でもあるまい.案の定と言うべきか,ブードローはその3日後にはアナハイム・ダックスのヘッドコーチに招聘されると,低迷していたダックスを僅か約1か月で立て直してみせた.ダックスは未だ勝ち点62で西地区13位に沈んでいるものの,プレイオフ圏内までは勝ち点差6.決して手の届かない距離ではなくなってきている.

一方,ブードローの跡を継いだのは,かつて12シーズンに渡ってキャピタルズでプレイし,キャプテンも5シーズン務めたデイル・ハンター.今のところ監督交代による効果は見られず,チームはプレイオフ圏外(10位)に沈んだままだ.巻き返しにはオベチキンの復活が不可欠なのだが...
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2012年02月11日

ABCのスーパー・スター

林書豪.jpgジェレミー・リン,中国語で書くと林書豪は中国系アメリカ人(両親が台湾出身),いわゆるAmerican-born Chinese(ABC)初のNBAプレイヤーだ.これだけでも十分異色の存在と言えるのだが,ハーバード大学卒業という高学歴を誇っている点でも希有な存在.2010年のドラフトで指名されるかが注目されたがそれは叶わず,ドラフト外で地元ゴールデンステート・ウォーリアーズに入団した.ルーキーイヤーは29試合に出場したが,今シーズン開幕前に解雇.ロケッツを経て,ニックスに拾われ,独立リーグでプレイしながらチャンスを待った.

今年1月23日にニックスのロースターに復帰を果たすと,2月4日のネッツ戦でチーム最多の25得点および7アシストを記録し,ターン・オーバーは僅か1という高いパフォーマンスをみせた.2日後のジャズ戦では初めてスターターとして出場すると28得点,8アシスト.続くワシントン・ウィザーズ戦ではダンクシュートを含む23得点10アシストでキャリア初のダブルダブルを記録した.そして昨日のレイカーズ戦ではコービー・ブライアントとマッチアップしながら38得点,7アシスト.リンがスターターに定着してからチームは4戦全勝だから,ファンやコーチ陣の信頼も高まっているだろう.ヘルニアで戦線離脱したバロン・デイビスの居場所を完全に奪った格好だ.

チームにはマイク・ビビー(写真右)といういい手本もいて,PGとして成長できる環境も整っている.ジョン・ウォールがアリーナスとハリンリックを手本に成長するはずが完全に失敗したウィザーズとは大違いです.

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2012年01月25日

解任

1月5日の記事にも書いた通り,開幕から低迷が続いていたウィザーズは,ヘッドコーチのフリップ・ソーンダースを解雇した.ここまで2勝15敗.数字だけを見れば当然の措置にもみえるが, Yahoo Sports などの論調は「ヘッドコーチの責任を問うのではなく,このような布陣で開幕を迎えた GM の無能さが問題.この面子じゃ誰が指揮したってこの成績だ」というものが大多数.選手には耳が痛いだろうが,全く同感だ.

2008年に前任のエディ・ジョーダンが首を切られたときの成績は1勝10敗.アリーナスの不在など不運もあったが,あまりにも無策だった.フロントはこのあとチームの柱だったジェイミソン,バトラーらを相次いで放出してチームの刷新を図ったが,何も生み出さずにグチャグチャになっただけで現在に至っている.

一方,クビになったジョーダンは,なぜか翌年 76ers のヘッドコーチに就任した.しかし,恐ろしく酷い成績を残して,たった1年でまた解雇された.76ers が翌 2009-10 シーズンに新コーチのもとで勝率を.500 まで戻したことを考えると,ジョーダンが有罪であることは明らかだ.今後またNBAのチームから彼に声がかかることはないだろう.ソーンダースさんは,またどこかで頑張って下さい.
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2012年01月23日

零れ落ちた勝利

NHK-BS1 で生中継されるレイブンスの試合を観戦するために,早朝 5:30 に起床.わざわざ起きただけのことはある,期待に違わぬ好ゲームになったが,残念なことに日本時間は月曜日の朝.20-23 の3点ビハインドで迎えた第4Q 残り2:46,レイブンスの 4th down ギャンブルが失敗に終わったところで家を出なくてはならなくなった.もちろん既に始業には間に合わない時刻になっていたわけですが.

B次郎を保育園に送り,渋谷駅の近くで iPad を開いて経過をチェックして驚いた.実はあの後もうひと山あって,死んだと思われたレイブンスが猛反撃をしていたのだ.しかし結果はついてこなかった.タッチダウン確実のパスを新人 WR がキャッチし損ねて逆転を逃すと,その直後の残り11秒にはカンディフが 32 ヤードのフィールド・ゴールをミスして同点すら逃していた.試合はそのまま 20-23 で終了.あ〜あ.見逃した!まあ,そのシーンを見たかったのかと訊かれると複雑な心境だが...
いずれにしても,今年もダメだったか... 

ブレイディをあそこまで苦しめたディフェンス陣は素晴らしかった.だけど,ああいう展開になっても勝ち切っちゃうペイトリオッツの試合巧者ぶりは相変わらず.いつも紙一重のところでやられてしまうんだよね.さすがのレイ・ルイスも年齢によるスピードの衰えは隠し切れず,プレイオフで対戦する1級品の RB や TE には手を焼いていた.エド・リードも怪我がちだ.ベテラン組は確実に歳をとって行く.来季はどんなチームを作るのか.ドラフト1位は今年もまたディフェンスの選手ですか?

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2012年01月17日

2006年のジャケット

2012.01.17.Bavens Jacket 2006.JPG今日はレイブンスの勝利を祝って久し振りにレイブンス・グッズを着用して出勤.依然として日本ではフットボールは超マイナースポーツ扱いなので,こんなものを着ていても誰の注意をひくこともない.

僕がこれを買ったのは2006年.レイブンスはチームカラーが紫なので,なかなかアパレル・グッズには手を出し難いのだが,これはデザインが無難だったので発売直後に購入した.同じデザインのジャイアンツ版を買った同級生Kは,年末の同級会であったときもそれを着ていた.このまま上手いことスーパー・ボウルで対戦することになれば感慨深いのだが.

ちなみに当時の同僚K先生はこの前々年のバージョンのブルゾンを持っていたが,あまりに紫が目立つ(と言うかほぼ全体が紫)デザインだったため,ワシントンDCでNBA観戦中にレッドスキンズ・ファンの黒人にしめられそうになった.そそくさと脱いで裏返しにしてベンチの下に隠してたK先生の姿が昨日のことのように思い出される.もう6年以上前の話だけどね.


2012.01.15.Ed Reed.jpg現地時間22日にはいよいよ AFC Championship でペイトリオッツと対戦する.ブロンコスとの試合では格の違いを見せつけたペイトリオッツ.ブレイディはもとより若い TE が凄くて驚いた.まあ,あれだけいろんな攻めを目の当たりにしたのだから,レイブンスのコーチ陣もそれなりの対策を練るはずだ.結局はペイトリオッツの offensive line とレイブンスの凶悪ディフェンス陣との戦いになる.

今の時点で何よりも心配なのはエド・リードの怪我の状態だ.土壇場で本領を発揮してくれたのはいいのだが,このまま回復しないようだとあまりにも痛すぎる.エド・リードがいるだけでもブレイディに与える心理的プレッシャーは大きいだろうから,何とか間に合わせて欲しいと切に願う.2008年に逃したスーパー・ボウル出場のチャンス.思っていたより早くまたチャンスが巡って来たが,主力の年齢を考えると今年は絶対に逃したくないところだ.

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2012年01月13日

プレイオフ開幕


レイブンスのプレイオフは,現地時間15日昼のヒューストン・テキサンズ戦で幕を開ける.テキサンズとはレギュラー・シーズンの第6節(10月16日)に対戦して 29-14 で勝利している.この試合を含め,レイブンスは今シーズン,最終的にプレイオフ進出を果たしたチームとの戦いは6戦全勝だった.下位チーム相手に取りこぼしはあったものの,大事な試合はことごとくモノにして来た感じだ.

おそらくAFCチャンピオンシップゲームで対戦するであろうペイトリオッツは,今シーズンはスケジュールに恵まれていた感がある.13勝3敗という成績は確かに立派だが,プレイオフ進出組との対戦は1勝2敗.スティーラーズとジャイアンツに敗れている.かつてのような Perfect Pats ではない.レイブンスにも十分勝機があると踏んでいるのは僕だけではないはずだ.

何はともあれまずはホームでのテキサンズ戦だが,凶悪ディフェンス陣がテキサンズの新人 QB を血祭りにあげて,怪我から復帰した WR アンドレ・ジョンソンに全く仕事をさせない展開になれば楽勝だろう.天敵スティーラーズがティーボウのまぐれパスに沈んだのも好材料.正直言ってスティーラーズとやるよりペイトリオッツの方がまだ気分的にマシだからね.

今シーズンは NFC の3チーム,パッカーズ,49ers,セインツが好調.スーパー・ボウルはどこと当たっても厳しい試合になるだろう.49ers にはレギュラー・シーズンで勝っているが,ラン攻撃と堅守が売りのチーム(つまり自分たちと似たタイプ)はあまり得意としていない.第3シードのセインツが 49ers,パッカーズを激戦の末倒して,ボロボロになった状態(欲を言えば QB ブリーズが怪我で戦線離脱)で勝ち上がってきてくれるのが理想的な展開だ.ちょっと欲張りすぎか?
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2012年01月10日

シュートが入らない

2012.01.06.John Wall.jpg9戦目でようやく今シーズンの初勝利を挙げたウィザーズ.勝てないのには色々と理由があるのだろうが,とにかくシュートが入らない.ガード陣のスタッツを見ればそれは明白だ.

例えばセルティックス.レイ・アレンの FG 成功率は 57.5%.3P 成功率はなんと 63.4%!ロンドも FG 52.3%,3P 42.9% と高い水準を誇っている.NBA のスターティング・ガードともなれば,8割方の選手は FG 成功率 40% を超える.それがウィザーズの2人はニック・ヤングが 39.5%,ジョン・ウォールに至っては 34.2%.これでは勝負にならない.しかもウォールの 3P 成功率はいまだ 0%.もう撃つの止めろよ.

残念なことに,2人とも組み立てが上手いとかディフェンスが得意というタイプではなく,どちらかというとスコアリング・マシーン.それがこの成績じゃあ今シーズンの展望は全く開けてこない.何かいい打開策はないものだろうか?
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2012年01月05日

開幕6連敗

Flip Saunders.jpg12月26日の初戦(ネッツ戦)が事実上,今シーズンの最下位決定戦だったと思う.あそこで惨敗(1Q を 26-13 とリードしながら,84-90 で逆転負け)した時点で今の状況はほぼ予想出来た.逆に今シーズン何敗するかは全く予想出来ない.記録的に無惨なシーズンになるであろうことは間違いない.アリーナス,バトラー,ジェイミソンで上位をうかがっていた頃が夢のようです.

写真は戦況を半泣きの顔で見守るヘッドコーチ,フリップ・ソーンダース.ソーンダースは2005年7月から丸3年間,ピストンズのヘッドコーチを務めていた.つまり僕がアメリカいた頃の強かったピストンズを率いていたのが彼だったわけだ.2005−06 シーズンの64勝18敗はフランチャイズ・レコード.当時のピストンズには優秀な選手がそろっていたのも事実だが,彼が決して無能な監督ではないことを示す数字であることには違いない.まあ,今のウィザーズの面子じゃあ,誰がヘッドコーチでも勝てないだろうな.
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2012年01月01日

元日恒例の試合

2012.01.01.WinterClassic.jpg

今年の Winter Classic はフィラデルフィア.MLB フィリーズの本拠地 Citizens Bank Park が会場だ.カードはレンジャーズ対フライヤーズ.両チームとも今シーズン好調で,ペンギンズを抑えて Atlantic division の首位を争っている.大都市の伝統チームは一時的に弱くなっても必ず盛り返してくるな.

この試合を 3-2 で逆転勝利したレンジャーズは Eastern Conference 首位の座をガッチリと固めた(2位ブルーインズに勝ち点3差).一方,愛するキャピタルズは未だに Eastern Conference 全体で9位,Southeast division でも3位に沈んでいる.シーズン終盤にはチーム状態が上向いてくるのだろうか?巻き返しを期待するばかりだ.

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2011年12月30日

日本人選手の契約について

年末になっても,来期の所属先が決まらない日本人選手が多い.ダルビッシュが本当に渡米するかは年俸次第だろうが,ポスティングなので行き先はレンジャーズ以外ない.青木のブリュワーズ入りは間違いないだろう.黒田や松井秀喜はまだ決まっていないようだが,それなりのところに落ち着くはずだ.岩隈は買い叩かれそうだが,アメリカでも確実に活躍すると思う.今年は肩を休ませたしね.

意味不明なのは川崎(ソフトバンク).「マリナーズ以外は行きたくない!マイナー契約でも構わない!」と記者会見で口を滑らせた(本人にそんな意識はなかったろうけど)おかげで,当然の帰結としてマイナー契約を提示される見通しだ.この人,きっとマイナー契約って何だかよく分かってないんだろうね.「マイナーからスタート」くらいに思っているのだろう.

MLBのロースターは25人.9月になるとセプテンバー・コールアップと言って40人に拡大される.したがって25人枠からは漏れても,9月の40人枠に入りそうな選手はみなメジャー契約を結んでいる.ただしポスト・シーズンに出場するためには8月31日までにそのチームの25人枠に入っている必要があるので,例年それに間に合うように駆け込みトレードが行われる.しかも8月1日以降のトレードはウェーバー公示を経なければならないルールなので,例年大物のトレードは7月31日までに全て終了する.上原がレンジャースへ移籍したのも7月31日だった.

マイナー契約の選手はメジャーの試合には出られない.もし川崎がマイナー契約を結んだら,メジャーでプレイするためには新たに契約を結び直す必要がでてくる.川崎が上がれば,当然代わりに誰かがロースターから外れるわけだが,ベテラン選手の多くは「マイナー降格拒否」「トレード拒否」などの条項を契約に盛り込んでいるので,必ずしもチームの思い通りに動かせるわけではない.カブスとマイナー契約を結んだ田口がメジャーに上がれなかったのも,結局は契約上の問題があったからだ.

川崎にメジャー契約が提示されることを切に願う.ただし,そうなるのは裏で親会社やイチローらの意向が大きく影響した時だけだろう.仮にメジャー契約を結べたとしても,出場機会があるかどうかはまた別の問題だが.

ヤンキース入りしそうな中島もそう.こちらは最初から「控えの内野手候補との交渉権を落札した」と球団広報が発表しているわけだから,立場の厳しさは川崎と同等,もしくはそれ以上と言える.弱小球団に入る川崎は,レギュラー陣(誰だかよく知らないけど)に故障があればすんなり出番が回ってくる可能性が高いが,中島はそうはいかない.ヤンキースはもしAロッド,ジーター,カノが大怪我をすれば直ちに大型補強に動くだろう.中島はいつまで経っても「控え」という位置づけに置かれる.1日も早く他の球団に移籍してほしい.

そうと分かったらボルチモアへ,是非.
和田も待ってますよ.

2011年12月21日

開幕目前

Roy retires.jpg

12月25日にようやく開幕するNBA.労使交渉の影響で短縮された今シーズンは,スタートで躓くと挽回が難しくなる可能性がある.やはりどこのチームも一番怖いのは怪我じゃないだろうか?

僕のイチオシだったトレイルブレイザーズは,不測の事態にチームが揺らいでいる.2008年のドラフトで全体1位指名したグレッグ・オーデンは故障が未だに治らず(もう治らないんじゃないか?),今年も戦力として目処が立たないまま.まあ,これはある程度計算のうちだったが,チームのエースで2007年の新人王(2006年6月29日の記事参照)でもあるブランドン・ロイが突然引退を表明したのは驚きだった.去年4月に傷めた膝の状態がかなり悪いようだが,まだ27歳.もったいないね〜.

対照的に今年一気に上位争いに顔を出しそうなのがクリッパーズだ.去年は新人王を受賞したブレイク・グリフィン頼りのチームだったが,今年はホーネッツからクリス・ポール,マーベリックスからカロン・バトラーとオールスタークラスの大補強に成功した.更にサラリー・キャップの都合でニックスを解雇されたチャウンシー・ビラップスまで獲得.穴のない布陣でレイカーズさえ食いそうな勢いを感じる.

ビラップスを放出したニックスは,マイク・ビビー,バロン・デイビスというベテランPGを2枚獲得し,ビラップスの穴埋め以上の補強に成功.更に去年マーベリックスの優勝に貢献したタイソン・チャンドラーを連れてきてインサイドも強化した.これは強いだろうな...

それでも今シーズンもまた,東地区はセルティックス,ブルズ,ヒートが3強.西地区はレイカーズ,マーベリックス,スパーズが追われる立場にあるのだろう.最終的には new big 3 をサポートする人材としてシェーン・バティエを補強したヒートが今年こそ勝つのではないかと予想する.対抗できるのはシカゴくらいか?

ウィザーズは今年も目立った補強はなし.
怪我人はひとりもいないが,順調に行けば今年も最下位のはずだ.

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2011年12月16日

2人目の日本人選手

2011.12.16.wada.jpg松坂から始まり(2006年8月15日の記事参照),日本の有力選手がメジャー行きを表明するたびに,一応手を挙げる素振りだけは見せて直ぐに引っ込めていたオリオールズ.そんな金ないのは他球団にもバレてるんだから,最初っから静かにしてりゃあいいのに.ダルビッシュにも興味あるような報道も一時あったが,かえって痛々しい感じさえ漂ってしまう.

そのオリオールズがチーム史上2人目の日本人メジャーリーガーとして,ソフトバンクからFAになっていた和田毅を獲得した.しかも2年815万ドルというバーゲン価格で.入団会見の模様をネットで観たが,前方に陣取っているのはほとんど日本人記者.アメリカでの注目度が必ずしも高くないことは明白だ.記者会見ではたどたどしい英語で決意を披露したりもしたが,残念ながらアメリカ人記者には英語を喋っているとは気付かれなかっただろう.

だけど和田は活躍すると思うよ.余程のことがない限りは.少なくともオリオールズ投手陣の中で実力・実績ともに頭ひとつ以上抜けているのは明らかだしね.上原みたいにピークを過ぎてから来たわけでも,故障を抱えているわけでもない.(その上原だって体調さえ良ければチーム随一のセットアッパーだったわけで...)

問題は連戦に耐えうる体力と,家庭環境を含めてどれだけ野球に集中できるかだろう.過去を振り返れば,思うように実力を発揮できなかった選手の奥さんは英語がダメなケースが多い.松井稼頭央,岩村などがまさにそれ.逆に英語力がほぼゼロで,性格も内向的な岡島なんかは奥さんの英語力,適応力に救われてた部分がかなり大きかったんじゃないかと想像している.和田の奥さんって大丈夫なのかな?心配になって今ネットで調べてみたら,よく知らないグラビア・アイドルでした...

2011年12月09日

10年2億5400万ドル

Pujols of LAA.jpgアメリカ時間の12月8日,ウインター・ミーティングが閉会し,今オフ最大の投打の目玉であるカージナルスのアルバート・プホルス(31)とレンジャーズのエース CJ・ウィルソン(31)の2人の獲得をエンゼルスが発表した.契約内容はプホルスが10年総額2億5400万ドル(約198億円),5年総額7750万ドル(約60億円).空前絶後の大補強で世界中のド肝を抜いたが,円換算してみると円高を実感するな〜.

アレックス・ロドリゲスが25歳の時にレンジャーズと結んだ10年2億7500万ドルに次ぐメジャー史上2番目の大型契約.複数の球団が10年契約を提示し,特にマーリンズは A・ロッドと同額を提示したがトレード拒否条項が盛り込まれていなかったためエンゼルスに負けたという噂だ.

僕は古くからのプホルス・ファンなので,このオフに獲得競争の末この規模の契約になるであろうと予測はしていた.それにしても,よく払ったな... まあ,このクラスになるとどのくらい働いても「額に見合う」と言われることはないだろう.1シーズンでも怪我で棒に振れば恐ろしく叩かれるに決まってるしね.ひとつだけ確かなのは,田口もラルーサも,そしてプホルスまでいなくなったカージナルスにはほぼ興味がなくなったということだ.

2011年12月05日

鉄の壁を越えろ

2011.12.04.RBレイ・ライス.jpg

好調レイブンスはここまで9勝3敗で AFC north の首位.宿敵スティーラーズも同じく9勝3敗だが,今年はすでに直接対決で2回ともレイブンスが勝っている.スティーラーズをスイープしたのは2006年以来5シーズン振りだ.あの時は13勝3敗で地区優勝を果たし(2006年12月19日の記事参照),ホーム・フィールド・アドバンテージを獲得してプレイオフに進出したものの,結局 Divisional Playoff でペイトン・マニング率いるコルツに完敗した(2007年1月13日の記事参照).そのコルツは今シーズン開幕からマニングを欠き,ここまで12戦全敗.盛者必衰の理ですな.

2006年以降のレイブンスは,屈辱の2007年シーズンを乗り越えて,2008,2009,2010年と3シーズン続けてプレイオフへ駒を進めた.しかし3シーズンともスティーラーズの後塵を拝した2位通過で,しかも2008年と2010年はプレイオフでもスティーラーズに敗れている(2011年1月16日の記事参照).今年こそ鉄の壁を越えなくては.

かつてボストンに住んでいた兄は,僕に輪をかけたようなスポーツ観戦マニアだった.しかし常勝ペイトリオッツ(2001,2003,2004年)やレッドソックス(2004,2007年)がチャンピオンになっただけでなく,2008年にはセルティックスが,そして2011年にはあろうことかブルーインズまでスタンレーカップを手中に収めたことで4大スポーツすべての優勝を経験すると,昨冬めでたく「アメリカン・スポーツ・フリークからの卒業」を宣言した.

翻って我がボルチモア・ワシントンDCエリアは,僕が応援を始めた2005年から現在まで無冠.レイブンスにも毎年期待はしているが,さすがにスーパーボウルとなるとね... レイブンス以外で最も王座に近いのは,去年まで4シーズン連続でカンファレンス・チャンピオンに輝いているキャピタルズだろう.ところがそのキャピタルズも今年は苦戦中.オベチキンのステロイド疑惑もあり現在 Eastern Conference 9位に低迷している.その他の2チーム,オリオールズ(14年連続負け越し,4年連続最下位)とウィザーズ(3年連続最下位で,その勝率は .232,.317,.280という驚異的な低さ!)の優勝なんて,下手したらあと半世紀くらい先の話になりそうなんですけど... レッドスキンズとナショナルズはちょっと応援しにくい気分だしね.

死ぬまで待つことにします.
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2011年11月22日

クリケットの競技人口

サッカーに次いで世界2位の競技人口を誇るスポーツ,クリケット.
そんなの Commonwealth から一歩出たら誰もやってねえだろ?
日本人なら誰もがそう思う.


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先日,仕事でインドに行く機会があり,ムンバイの街を散歩していたらよく分った.写真は日曜日の朝のムンバイの広場というかグラウンドなのだが,とにかく夥しい数の人間が猫も杓子もクリケットをやっている.おそらくこの国だけで世界のクリケット競技者人口の殆どを占めているのだろう.

そんな光景でした.
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2011年10月28日

現役最強打者

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レギュラー・シーズンの鬱憤を晴らすかのように,ポスト・シーズンはここまで66打数24安打で打率 .364,5HR,16打点,11四球もあり出塁率は .462,長打率も .712 とファンの期待に十分応えているアルバート・プホルス.さすがにワールド・シリーズに入って打率も3割台に落ちてきたが,5安打,3HRで6打点を上げた第3戦は圧巻だったし(上写真),第5戦では3打席連続(2死ランナーなしでも)で敬遠されるなど,プホルスこそがMLB現役最高選手であることを改めて印象づけている.

確かにレギュラー・シーズンの成績はデビュー以来最低だったかもしれないが,やっぱりチームが勝ってなんぼなんだよ.結局,後々までファンが覚えてるシーンってほとんどポスト・シーズンだからね.このオフ,プホルスがどことどういう契約を結ぶのか興味深い.

対照的に後半戦,とくにポスト・シーズンに入って坂道を転がり落ちるように成績を落としたのが上原だ.3登板連続で被弾し,とうとうワールド・シリーズではベンチ外.来季の契約はまずないだろうな.でもレギュラー・シーズンでは結果を残しているから,どこかのチームが拾ってくれるはずだ.

今日は延長戦の末,フリースのHRでカージナルスがサヨナラ勝ち.3勝3敗で明日の最終戦を迎えることになった.カージナルスの先発はクリス・カーペンター.田口がいた5年前以来の栄冠まであと1勝だ.まあ,今年は何となくテキサスに勝たせてあげたいような気もするけどね.嬉しいことに,第6戦が雨で1日順延になってくれたおかげで第7戦が土曜日の朝になった.明日は久しぶりにじっくり観戦します.



10月29日 追記

カージナルスが5年振りに王座を奪還.前回の世界一からは多くの選手が入れ替わり,そう言う自分自身も日本で観ているという状況に時の流れを感じる.(2006年10月22日の記事参照) 前回優勝メンバーの田口壮は先頃オリッ鉄を解雇されたが,肩の手術後に現役続行を目指すと宣言したばかりだ.田口のブログを読むと,相変わらずなオリッ鉄の企業体質に胸がムカムカしてくる.この機会にセントルイスに戻り,ラルーサの片腕として指導者の道を歩んでほしいと思うのは僕だけではあるまい.

2011年10月24日

今年こそ

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今年もNHLシーズンが開幕した.序盤からシカゴ,タンパベイ,ピッツバーグ,フィラデルフィア,デトロイトなど強豪との対戦が続くキャピタルズは,圧倒的な攻撃力で怒濤の開幕7連勝. 現時点で勝ち点14, Eastern Conference 2位につけている.首位は消化試合数が4つも多いピッツバーグ(勝ち点16)だから,実質的にはキャピタルズがダントツの首位と言っていい.

オベチキン,セミン,ベックストロームを中心とする攻撃陣は健在.若手も順調に伸びてきている.今シーズンからゴールを守るのは,ナッシュビルやフロリダで長年活躍してきたトーマス・ヴォクーン(チェコ代表).

今年こそ.毎年言ってるけど,いや,マジで今年こそ.
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2011年09月30日

2011 レギュラーシーズンを終えて

今年もMLBのレギュラーシーズンが終了した.オリオールズは例年通りで,日本人選手は黒田,斎藤,上原のベテラン3投手が奮闘した以外は,力の衰えや力不足が露呈した1年だったという印象.来年はダルビッシュに一泡吹かせてもらいたい.

助っ人ガイジンの鑑/ブリュワーズ

2011.08.22.saito.jpg斎藤隆は今年もプレイオフ進出.6シーズン,4チームで5度目のプレイオフ出場という数字は,まさに「助っ人」と呼んで差し支えのない実績だ.40歳を過ぎのセットアッパーが開幕直後に故障して,長い間戦線離脱を余儀なくされたら即クビになってもおかしくない.それが7月に戻ってからもほぼ勝ち試合に限って投入され,最終的に30試合に登板して4勝2敗,防御率 2.02!しかも被本塁打は登録抹消直前のブレーブス戦(4月4日)で打たれた2本だけ!素晴らしいね.

個人的な能力を考えればイチローだってこのくらいの回数ポストシーズンに登場していて然るべきなのに,実際にはMLBデビュー直後の3年間だけ.やっぱり野球はチームスポーツだから,チームが勝ってなんぼでしょ?本当にもったいなかったな,イチローの野球人生.今からでもマトモなチームに移ったらいいのに.


生まれ変わる/マーリンズ

ozzie guillen.JPG毎年のように学会で訪れるフロリダで観戦に立ち寄っていたドルフィン・スタジアムも今年で最後.マーリンズは来季から新球場で,新監督オジー・ギーエンとともに再出発を果たす.

ギーエンはここ数年,ホワイトソックスで思うような結果を残せていなかったが,僕がアメリカにいた頃は井口を重用したスモール・ベースボールで全米を席巻していた.予算の少ないマーリンズは基本的に常に「若いチーム」だから,彼の目指す野球にフィットする人材が揃っているかもしれない.

ドルフィン・スタジアム最後の訪問となった2010年5月5日の記事
http://baltimoresports.seesaa.net/article/195220010.html


今年も投壊/オリオールズ

今年も1年間ローテーションを守り通したのは,丈夫が取り柄のジェレミー・ガスリー(左下写真)だけだった.規定投球回数に達したのも彼だけ.9勝17敗,防御率 4.33 の成績を責めることは出来まい.序盤に大ブレークしたザック・ブリトンは最終的に11勝11敗,防御率 4.61.メジャー1年目でこの成績は上出来か?一方,今シーズン投手陣の柱になるはずだったブライアン・マタスは1勝9敗.投球回数は僅か49イニングにとどまり,防御率は 10.69.下手したらこのまま消えるかもしれません.
日本人先発投手が行くならこのチーム以外ないだろ?


2011.09.04. Geremy Guthrie.jpg2011.04.24.Buster Posey.jpg

怪我に泣いた王者/ジャイアンツ

今年も86勝76敗と健闘したものの,昨年の最下位からいきなり躍進して来たダイヤモンドバックスの前に屈したジャイアンツ.4月末に主砲・サンドバルが手首の骨折で離脱すると(6週で復帰),今度は去年の殊勲者である新人王捕手バスター・ポージー(右上写真)がホームでの交錯プレイで左足の骨折+靭帯損傷でシーズン・アウト.さらに6月中旬には,かつての首位打者フレディ・サンチェスが今年も故障(今度は右肩)でシーズンを棒に振ることになり,もともと大したことのない打線から軸がスッポリ抜け落ちてしまった.これじゃあ,勝てなくてもしょうがない.規定打席に到達したのがオーブリー・ハフ(.246)ただ一人だからね.

2011年09月29日

真夜中の決着

1か月前の時点では誰が見ても「ワイルドカード当確」と思われたレッドソックスとブレーブスが,シーズン最終盤に来てまさかの大失速.とうとうレッドソックスはレイズと,ブレーブスはカージナルスと勝率で並んだまま最終節を迎えることになった.そして4チームの命運がかかった今日の4試合は現地時間の深夜まで続き,いかにもアメリカらしい派手な幕切れが待っていた.


最下位オリオールズとの最終戦をジョン・レスターに託したレッドソックス.雨のせいで開始時間が大幅に遅れたようだから,先発投手にとっては準備の難しい試合だったに違いない.先制タイムリーと勝ち越しのソロホームランを打ったペドロイアは,今年も打率 .307,21HR,91打点と大活躍の1年だった.あんだけ振り回して毎年コンスタントに3割くらい打つんだから本当に凄いよね.

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3-2 と1点リードで迎えた最終回のマウンドを託された守護神パペルボーンが,2アウトからオリオールズ打線に連打を浴びてまさかのサヨナラ逆転負け!この1か月を象徴するような勝負弱さでシーズンの幕を引いた.まあ,頼みのクローザーが大事なシーズン最後の3連戦で2度も打ち込まれちゃあね〜.フランコーナ監督の解任も決定的だろう.

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オリオールズのみなさん喜び過ぎ.
別に君らは勝ち星が1つ増えて69勝93敗になっただけで,順位はビリのままなんですから...


一方,巡り合わせ悪く最終節にヤンキースと顔を合わせたレイズ.9月に入ってから5試合勝ち星がない(2敗)デビット・プライスが今日もヤンキース打線につかまり,4回6失点でKO.この時点では誰もが勝負ありかと思っただろう.

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しかしレイズは 0-7 迎えた8回裏に集中打で6点を返すと,最終回2死2ストライクから代打ダン・ジョンソンが4月8日以来の今季2号ホームランを放ち試合を振り出しに戻すのに成功.こうなれば追いついた側の気迫が充実するのが勝負事の常だ.ボルチモアでレッドソックスの敗戦が決まった直後の延長12回裏,主砲ロンゴリアのサヨナラホームランでレイズがプレイオフ進出を決めた.強いね,レイズ.かつてもお荷物球団の面影はどこにもない.


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一方のナショナルリーグ.こちらもやはり最下位のアストロズを 8-0 で難なく降したカージナルスは,ブレーブスの結果待ち.レイズ同様,運悪く最終節に首位フィリーズと対戦したブレーブスは善戦むなしく延長13回に力尽き,ナショナルリーグ最後の1枠にはカージナルスが滑り込んだ.ワイルドカード・レースで一時は2位に8.5ゲーム差をつけていたブレーブスにとっては痛恨の幕切れとなった.

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残り1試合の時点で打率.300,打点98としていたプホルスは,ワイルドカードがかかった最終戦を5打数1安打で終え,最終成績は.299,99打点.惜しくも11年連続の偉業は達成できなかった.直前まで37本で首位に立っていたホームラン数も,最後の最後でプリンス・フィルダーとマット・ケンプに1本差でかわされてしまったので今年は無冠.デビュー以来最悪の1年となってしまった.打率も一時は.305まで上がってたし,打点も残り6試合で「あと2」まで来てたから,何だかんだで今年もトリプル達成できると確信してたんだが...
まあ,その分プレイオフでの活躍を期待したいと思います.

2011年09月12日

幸先いいスタート

2011.09.11.Terrell Suggs.jpg9月8日のパッカーズ対セインツ戦でNFLが開幕した.レイブンス初戦の相手は宿敵スティーラーズ.毎年のようにスティーラーズには痛い目に会わされっぱなしだ.ライバル関係にあるのは確かだが,正直言って実績や対戦成績には大きな開きがあり,殆どのボルチモア市民が憎しみとともに苦手意識を抱いている.今シーズンはそのスティーラーズと開幕戦,しかも本拠地で激突.これには色んな意見があるだろうが,個人的にはスケジュールに恵まれたと思う.彼我の実力を考えると,チームが完成しているシーズン終盤よりも,お互いにまだ手探りの部分がある序盤の方が勝てる可能性が高いからね.

レイブンスがプレイオフを勝ち上がるための絶対条件はジョー・フラッコがもう一段階上のレベルに上がること.しかし,レイブンス首脳陣は開幕前の7月末にレイブンス・オフェンスを長年にわたって牽引して来たTE トッド・ヒープ,WR デリック・メイソンをはじめ,RB ウィリス・マクゲイヒー,T ケリーグレッグの4人の解雇に踏み切った.サラリー・キャップを空けるためとはいえ,これで攻撃は大丈夫なのかと不安になったが,いざ開幕してみればフラッコが QB rating 117.6 ,3 TD,0 INTと大活躍.RB レイ・ライスはスティーラーズの鉄壁ディフェンス・ラインを切り裂き,100ヤード以上をひとりで稼いだ.


自慢の最凶ディフェンス陣は今年も健在.エド・リードが2 INT,レイ・ルイスが1 INTと1ファンブル・フォースを記録.テレル・サッグス(写真)はロスリスバーガーに3度のサック,ファンブル・フォースを2回記録するなど,合計7つのターン・オーバーでスティーラーズの攻撃を粉砕した.

35対7.これ以上は望めないほどいいスタートを切ることが出来たようだ.
毎年言ってるけど,今年こそ.
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